紋八寸帯 「花輪」
 
淡い藤紫（薄フジ）のグラデーションに花輪模様が織りあがられた、落ち着きと華やぎを併せ持つ一本。黒木織物が手がける六通八寸名古屋帯で、優雅でモダンな印象を演出します。
 
花輪のゆたかな意匠
丸く連なる「花輪（フラワー・リング）」が繊細に織り込まれています。輪郭を染め分けたような技法で、デザインに立体感があり、光の加減で陰影が美しく浮かび上がります。
薄フジぼかしの柔らかなグラデーション
地色は淡い藤紫（薄フジ）で、ぼかしをきかせて繊細に色が移ろいます。淡色ながらも奥行きがあり、見る角度や光によって異なる表情を見せてくれる上品な色合いです。
六通柄のバランス
六通（ろくつう）とは、帯の一部（主にお太鼓や腹あたり）に模様があり、全面ではない構成のこと。節度ある華やぎを持たせながら、全体を引き締めるデザインになっています。
締め心地の良さ
黒木織物ならではの軽やかさを維持しつつ、しっかりとした張り感も備えている帯地。長時間の着用でも快適に締めることができ、結びやすさにも優れています。
 
素材　：　絹80％　分類外繊維20％
サイズ：　巾約31cm　長さ約368cm
 
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